看護師ママにとって、子育ての分担は大きな悩みの一つではないでしょうか。
特にフルタイムで働く看護師ママの場合、仕事と家庭の両立をするためには、夫との協力が不可欠です。
ではどのように分担したらいいのか、どのようなスケジュールを組んだらいいのか、他の家ではどのようにしているのか、とても気になりますよね。
そこで今回は、我が家の子育て分担術についてご紹介します。
我が家では、家事も子育ても半々の割合で分担しています。
なぜこのように分担しているのか、どのように分担しているのか、また私たち夫婦の子育てに対する考え方についてもお伝えしたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
【フルタイムの看護師ママ】我が家の子育て分担術!
我が家のフルタイム看護師ママの子育て分担についてご紹介します。
休日や時間帯を活用した分担
看護師の勤務時間は不規則であるため、夫とのスケジュール調整が難しいこともあります。
しかし、休日や時間帯を活用することで、夫との子育ての分担を効果的に行うことができます。
例えば、三交代勤務であれば、日勤の時には、朝は夫が家事子どもの送り出しなどを担当し、夕方からは看護師ママが担当。
準夜勤務の時は朝は看護師ママが担当し、夕方以降は夫が担当。
深夜勤務の時は朝は夫が担当し、夕方以降は看護師ママが担当。
このような時間で分けることも有効です。
時間で分けることが困難なこともあります。平日と休日で分けても良いですね。
我が家の場合!
夫婦で協力し合うには互いのスケジュールについて把握しておくことが不可欠ですので、我が家では、カレンダーに帰宅時間、イベントなどを夫婦ともに書き込んでいます。
私たち夫婦はもちろん、子どもたちが見てもある程度分かるようにしてあります。
うっかり忘れそうになった時などは、互いに声を掛けられますので、カレンダーを利用したスケジュール管理はとてもオススメです。
タスクごとの分担
子育てには様々なタスクがありますが、夫との分担をスムーズに行うためには、タスクごとに分担することも有効です。
例えば、夫が子供の送迎を担当し、看護師ママが食事の準備や洗濯を担当するなど、得意な分野を活かしてタスクを分担することで、効率的に子育てを進めることができます。
我が家の場合!
我が家では、幼稚園や保育園・学校の送迎、習い事の送迎、食事、入浴、勉強、遊びと大まかに分けています。
現在、私自身に夜勤勤務があるので、育児についてはタスク分けしていないのですが、日勤業務のみの職場にいた時は、タスク分けは時短にとても有効でした。
ただ、いずれのタスクも毎日こなせば効率的に行えるようになるので、夫婦共に子育てスキルを積むことについて、私はとても良いことだと思っています。
外部のサポートを活用
子育ての負担を軽減するためには、外部のサポートを活用することも有効です。
共働き夫婦の場合、どうしても互いに時間を作れない場合などもあるでしょう。
そんな時には、保育園や一時預かりサービスや学童などを利用することで、子どもの安全と夫婦の負担軽減を両立することも可能となります。
最近では民間の預かりサービスもありますので、場所や金額、サービスについて調べるのも良いですね。
宿題や勉強を見てくれる、塾を兼ねたサービスを提供しているところもあるようですよ。
もちろん、両親や義両親にサポートをお願いすることも有効だと私は思います。
我が家の場合!
我が家の場合は両親と義両親にお願いすることができません。
夫婦ふたりとも都合がつかない時は、幼稚園や保育園の預かりサービスや民間預かりサービスを利用しています。
看護師ママが子育てを夫と協力し合うための3つのコツ
共働き看護師ママが子育てにおいて夫と協力し合うコツには何があるでしょうか。
コミュニケーションを大切にする
子育て夫婦が協力し合うためには、コミュニケーションが欠かせません。
お互いの意見や希望をしっかりと話し合い、子育てに対する考え方や役割分担を明確にすることが重要です。
定期的な家族会議や日々の会話を通じて、情報共有や意思疎通をはかることがパートナーシップを築くためにも大切です。
我が家の場合!
我が家では親子間はもちろん夫婦間でも常にコミュニケーションを取っています。
出かける時、帰宅する時、食事時はもちろん、リビングにいる時も家の中で仕事をしている時も頻繁に会話をして情報共有やお互いの考えを言い合います。
もちろん意見が合わない時もありますが、その時はお互いに妥協ラインを探るようにしています。
会話は言う方はもちろん聞く方にもスキルが必要になりますので、日ごろから話し合いのできる関係を築きたいですね。
夫の関心や関わりを促す
子育てにおいて、夫の関心や関わりを促すことも大切です。
というのも、日本ではまだまだ「家事も子育ても女性の仕事」という意見が根強く残っているからです。
仕事も子育ても家事もこなすというのは大変な労力です。健康を害したり夫婦関係また家族関係が壊れたりと様々な弊害が生じる可能性があります。
夫には子供との関わり方や育児の方法について積極的にアピールし、一緒に取り組む機会を作るといいですね。
夫と子供の絆も深まりますし、夫婦でより協力し合えるようになります。
我が家の場合!
最初は「家事はやりたくない」「子どもと遊ぶのはいいけど、オムツは替えたくない」などと言っていた夫でした。
しかし子どもと密に関わるうちに、何が子どもにとって必要なのか、大事なのかを考えるようになり、今では何でも自らこなしていくようになりました。
夫の周囲も子育てに積極的な男性が多いので、影響し合っていることも大きいのだと思います。
とはいえ、子育てに積極的に参加する男性ばかりではありませんので、可能な範囲で促していきたいですね。
子育ての大切さを互いに理解し共有する
子育ては、夫婦の共同の責任で行います。
例え女性が子育ての多くを担っていたとしても、男性にも責任が生じます。
子どもは将来の社会を担う存在ですので、子育ては夫婦にとってとても重要な共同作業です。
親が子どもに対して愛情を注ぎ、教育を行うことで、子どもたちは自己肯定感や自己管理能力を身につけます。
また、親子のコミュニケーションを通じて、子どもたちは社会的なルールや価値観を学んでいきます。
子育てが子どもの将来の基盤を築く重要な役割を果たしているということを互いに理解しておくことが大切です。
我が家の場合!
仕事は、代わりの人間がいくらでもいますが、子どもにとって親は代わりがききません。
また子育ては「失敗したからやり直す」などということもできません。
関わりひとつひとつが子どもの成長に影響するということを、情報共有しているので、我が家では子育てがもっとも大切な夫婦の業務になっています。
家事に手を抜いても、仕事に多少の手を抜いても、子育てにはできるだけ手を掛けます。
子育てに対する責任感について、我が家においては夫婦に差はありません。
看護師ママが考える子育ての目標設定と計画
夫婦で子育てをするには、話し合いや情報共有は不可欠ですが、あらかじめ子育てについての目標を立てておくととても便利です。
日々に追われて、食べさせて、寝かせて、送迎して、遊ばせての繰り返しでは流されるだけになってしまいます。
もちろん日々のお世話はとても大切なのですが、子どもたちひとりひとりに合わせた目標は、時間を有効に使うためにも、夫婦また親子の絆を深めるためにもとても効果的です。
我が家の場合!
子どもの発育状態にもよりますが、我が家では長期目標と年間目標、月間目標、短期目標などそれぞれ設定して子育てしています。
この目標設定は子どもと両親とで行っています。
子どもの年齢によっても目標の立て方が異なりますが、共通しているのは、将来「自立した生活が送れること」。
子どもたちが小学校に入学する前から、将来自立した時に「どのような生活がしたいか」を聞き取り、子どもたちの希望した生活の送れる収入や職業を仮設定します。
あとは必要なスキルを身につけられるように年間目標や短期目標を設定していきます。
もちろん途中で考えが変わることを視野に入れて、できるだけ応用のきくように計画していきます。
親子で一丸となって目標設定や目標に合わせた活動を行うので、子どもたちは意欲的に臨みますし、私はもちろん夫も子どもに熱心になります。
また子どもだけでなく親も勉強しなくてはならないので、親の学びにもなります。
目標設定と目標に合わせた行動計画は、子育てにオススメです。
看護師ママが夫婦で支え合うことのメリット
共働き夫婦が子育てに取り組む際、お互いを支え合うことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
子どもにとっての安心感
共働き夫婦が子育てに協力することで、子どもにとっての安心感が増します。
例えば、ママが仕事に出かける際、夫が子どもの送り迎えやお世話をしてくれることで、子どもは一人になることなく安心して過ごすことができます。
また、夫が家事や育児に積極的に関わることで、子どもは両親が共同で育ててくれているという実感を持つことができます。
今や、男女共同参画がうたわれる時代です。
両親に育てられることで、子どももまた大人になって子育てをする際、両親で育てることを当然として受け入れます。
今は男女共同参画がうたわれる時代です。
夫婦の絆が深まる
共働き夫婦が子育てに協力することで、夫婦の絆が深まります。
子育ては大変なことも多いですが、共に困難に立ち向かうことで夫婦の信頼関係を築くことができます。
お互いにサポートし合いながら子育てに取り組むことで、夫婦間のコミュニケーションも増えますね。
負担が分担され、嬉しいことを共有することができるので、より良い関係を築くことができるでしょう。
仕事と子育ての両立がしやすい
共働き夫婦が子育てについて協力し合うことで、仕事と子育ての両立がしやすくなります。
例えば、看護師ママが仕事で忙しい時に夫が育児をサポートすることで、看護師ママは安心して仕事に集中することができます。
逆に、夫が仕事で忙しい時に看護師ママが育児を行うことで、夫も安心して仕事に取り組むことができます。
まとめ
フルタイム看護師ママの子育て分担には、休日や時間帯を活用した分担、タスクごとの分担があります。
外部のサポートを活用するのも良いですね。
子育て夫婦のが互いに協力し合うコツには、夫婦のコミュニケーションを大切にすること、子育ての大切さについて互いに理解し合うことなどが挙げられます。
夫婦で子育てを支え合うことにより、子どもにとっての安心感が増し、夫婦の絆が深まります。
仕事と子育ての両立が行いやすくなるので、看護師ママにとってのメリットが満載です。
ぜひ参考にしていただければ嬉しく思います。
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